6月例会を開催しました

 6月26日(月)、秋田市にぎわい交流館AU・2階展示ホールにて、6月例会を開催いたしました。
「ライフサイクル思考で豊かな自然を次世代へつなごう!」をテーマに、公立大学法人秋田県立大学准教授 金澤伸浩先生にご講演をいただきました。

 講演では、製品の一生から物事を考えるライフサイクル思考という考え方を学び、製品の一面のみを見て考えるのではなく、製品の一生(製造・生産から流通、消費、廃棄まで)の環境負荷を考えて利用や購入を選択することの重要性を学びました。会場をぐるりと一周させたテープメジャーの長さを地球の歴史に例えて、

「人類の歴史はほんの数センチ、この星の歴史に比べたら本当に短い。そんな私たちが守りたいと考えている【環境】とは、地球本来の姿などという壮大なことではなく、あくまでも私たち人類が生存し続けるのに適した自然環境のことだ」

と話す金澤先生のご講演からは、環境問題を考える上で非常に大切な気付きをたくさん得ることができました。


今を生きる私たちの日常生活における行動の一つひとつが、自然環境に良くも悪くも影響を与えます。秋田の豊かな自然を次世代へつなげるために、物事の裏側の環境負荷に思いを馳せるライフサイクル思考を実践することを心掛けたいと思います。

ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。

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