この度、6月16日(火)に社会福祉法人秋田市社会福祉協議会にて支援物資寄付贈与式を行いました。
新型コロナウイルスの影響から、経済活動の停滞に関して生活困難になってしまっている方々への一助となればと、秋田JCシニアクラブからもご協賛いただき、食料品や生活雑貨の寄付を致しました。
昨今の情勢の中、生活困難になってしまった方々へお配りいただきます。
新型コロナウイルスに負けず、元の生活に戻れるように皆様で力を合わせ頑張りましょう!
4月25日に40年続けてきたサケの稚魚放流行いました。
残念ながら、今回は新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止対策による緊急事態措置が発令されたことを考慮し、可能な限り三密(密閉、密集、密接)を避け、秋田JCメンバーのみの最小限人員で行いました。
毎年参加を楽しみにしていた方々対して大変申し訳ない気持ちでいっぱいですが、このような状況下につき理解を賜れれば幸いです。
我々、秋田青年会議所は以前よりサケの稚魚放流を通してあきたの自然環境保全の大切さなどを知る機会を提供してきましたが、今年はそれが行えなかったのが残念で仕方ありません。今後、また皆様と共に事業を行えるように、秋田青年会議所メンバー一同、この新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止策に協力し、共に早期収束に向けて一丸となって取り組んでいこうと思います。
なお今年は、あきたの自然環境についてのクイズに答えてサケ稚魚の放流を目指してもらうという【学びながら体験】してもらうという催しを考えていました。この場で、用意していたクイズを掲載しますので、皆さんで一緒に自然環境の保全や、環境保護について考えていただく機会となれば嬉しいです。
【問題】
1問目
秋田市内を流れる川には、200種類以上の魚や貝が生活をしていることが確認されている。○か×か。
2問目
秋田県内の年間平均気温は100年前に比べて1.4度上昇しました。このままの地球の温暖化が進めば、100年後には秋田県の平均気温が最高で何度上昇すると考えられているでしょうか。
① 約5度
② 約10度
③ 変わらない
3問目
私たちの生活に水は欠かすことができません。家庭から使い終わって出される水を「生活排水」いいますが、この生活排水がサケの稚魚も泳いでいる河川を汚す原因にもなっています。秋田市民が1日で使う水の量は何リットルでしょうか。
① 100リットル
② 200リットル
③ 300リットル
【回答】
1問目:正解×
秋田市内を流れる川には約80種類の魚介類が生息していることが確認されています。今日放流するサケ初め、ヤマメも生活をしています。また、絶滅が心配されている魚や貝も生息しています。魚は綺麗な水でしか生活ができません。ゴミを川に捨ててしまうと魚も生活できなくなってしまいます。ゴミはゴミ箱にしっかり捨てましょう。
2問目:正解①
今のままの生活を続けていると、100年後の秋田県の年間平均気温は5度も上昇すると言われています。現在の平均気温は約12度です。それが平均で17度にもなります。現在の福岡県の平均気温と同じです。平均気温が更に上昇してしまうことで、水害や農作物への影響が心配されています。
3問目:正解②
私たちは毎日の生活で一日約200リットル(2リットルペットボトル100本分)の水を川から借りて使っています。使い終わった水は下水道を通って処理施設で綺麗にされてからまた川に戻っていきます。川にも自分たちで水を綺麗にする力がありますが、その力を超えてしまうと、水が綺麗になるまで時間がかかってしまいます。水を無駄遣いしないために私たちにできることはないか、考えてみましょう。
いかがでしたでしょうか。私たちをとりまく自然は、私たちが生活していく上で大切な空気、水、エネルギー、食べ物などたくさんのものを与えてくれています。
しかしながら、私たちの生活が便利になるにつれて、地球がどんどん暑くなったり、水や空気が汚れてしまったり、森や草原がなくなって生き物が生活できなくなってしまったりなど、大きな問題が起きてきてしまいました。
私たちも自然の一員です。私たちが、自然のことを考えないで生活をしてしまうと、地球はもっともっと環境を壊してしまい、私たちも生活ができなくなってしまいます。
いつまでも秋田の自然を守っていくためには、みんなでできることを考え、できることから少しずつ取り組んでいかなければいけません。
今年度は放流のみとなってしまいましたが、今年放流したサケ達が大きく育ち旭川に帰ってくることで、引き続きあきたの自然環境の大切さを意識してもらえればと思います。
公益社団法人秋田青年会議所
自然環境の次世代継承委員会
委員長 宇佐見 康人
4月例会(サケ稚魚放流)の開催について
4月25日に行う予定でありましたサケ稚魚の放流ですが、新型コロナウイルス感染症対策として参加する子どもたちの安全を最優先し、密集・密接・密閉を避けながら最小限の人員とし、担当者のみで放流する事と致しました。
つきましては、一般の参加はお断りさせていただきますのでご理解の程よろしくお願いします。
3月例会中止のお知らせ
国内外での新型コロナウイルスによる肺炎の拡大に鑑み、感染拡大の防止と皆様の安全を最優先し、3月10日(火)に予定していたにぎわい交流館AUでの「3月例会」を中止とすることにしました。
開催に向けて多くの方のご協力のもと準備を進めて来られた関係各位におかれましては大変申し訳ございませんが、ご理解・ご協力いただきますよう様、宜しくお願い申し上げます。
【仲間とともに資質を高め、地域を牽引する人財となろう】
をテーマに2月例会を開催致します。
秋田JCシニアクラブの石黒佐太朗先輩を講師に迎え、
伝えることやコミュニケーションの重要性を理解することで、青年経済人としての
スキルを高め、地域を牽引する人財となるきっかけづくりを致します。
入場無料、参加自由ですので皆様のご来場お待ちしております。
詳細は下記のをご覧ください。
日時:2月26日(水)19:00~20:30(18:50までご来場ください)
場所:秋田ビューホテル 5階 牡丹の間
講師:石黒 佐太朗氏
各資料につきましてPDFファイルにてご覧いただけます。詳しくは下記をクリックしてご覧ください。
◆計画事項◆
【委員会年間事業計画書】
2020年度理事長 三浦圭介
はじめに
平成という時代が終わりを告げ、令和という新しい時代が始まりました。多くの人たちは新しい時代に希望と期待を抱いています。また、私たちの住み暮らす日本国では56年ぶりの東京オリンピック、パラリンピックの開催など明るいニュースもあります。しかし、その一方で日本各地では多くの問題を抱えています。私たちの秋田においても明るいニュースばかりだけでなく、多くの問題を抱えており、行政や諸団体、民間企業でも連携を行って対応していますが未だに解決に向けた糸口が見えてきていません。その多くの問題は地域経済や地域コミュニティの点から見ても深刻であり、あきたの未来に対して明るい夢を描くことが非常に困難であると思います。
これまでも秋田青年会議所は地域の問題に常に向き合い、あきたの明るい豊かな社会実現に向けた取り組みを続けてきました。その心は先輩たちから私たち現役メンバーにも引き継がれています。自分たちが住み暮らす地域だからこそ、地域をより良いものにしていきたいという想いを常に抱いています。だからこそ、地域をけん引する青年として、我々一人ひとりが勇気と決意をもって新たな一歩を踏み出そうではありませんか。
郷土愛溢れる次世代の育成
昨年に児童虐待の防止を目的として児童虐待防止法と児童福祉法が改正され、2020年4月から法施行されます。これによってこれまで以上に親や周りの大人の子供に対しての接し方が注目されるようになっています。今後も地域にとっての財産である子供たちを健全に育てていくためには、大人と子供との関わり方や信頼関係の構築に向けて、考えて行動していく必要があります。
また、大人たちが子供たちの成長段階から地域の良さを伝えることで、子供たちの郷土愛を醸成し、今後のあきたを担う郷土愛溢れる次世代の育成につなげて参ります。
自然環境の次世代への継承
昨今、全国的には急激な自然環境の変化により多くの問題が発生してきていますが、我々が住み暮らすあきたでは恵まれた自然が身近にあり、その恩恵を享受しています。
今後も豊かな自然と共存し生活していくためには、一人ひとりが自然環境に対しての責任を担っていることを再確認し、持続可能な環境運動を行っていくことが重要です。そのために市民とともに時代に即した持続可能な環境運動を考え、その運動を推進していくことで恵まれた自然環境を次世代に継承していくことを目指します。
あきたの魅力の発信
近年、大人たちが地域の未来に対してネガティブな発言をすることによってあきたに誇りを持てない人達が増えたように感じます。それによってあきたの人たちの地域に対する地域愛が薄れてきています。だからこそ、市民が住み暮らす地域への興味・愛着を深めることが必要です。
そのために、地域の社会問題に関わっていく自発的団体の行動が求められており、秋田青年会議所としても市民社会資本の発展に向けた取り組みを市民とともに行います。
また、多くの方々にあきたの魅力を発信することで地域愛の醸成につなげて参ります。
会員の拡大・資質の向上
秋田青年会議所は明るい豊かな社会を築くために67年間、活動・運動を積み重ねてきました。近年、全国の青年会議所の数や会員数は減少傾向にありそれは秋田青年会議所にとっても同じ現状にあります。秋田青年会議所は地域をけん引する多くの偉大な先輩を輩出しています。これからも先輩方が積み重ねてきた想いを基に活動・運動を展開していかなければいけません。
そのためにはあきたを想い、あきたをより良くしていきたいと考える会員の拡大が必要です。また、同時に秋田青年会議所に所属する会員が様々な機会を通じて学び、経験することによってJAYCEEとしての資質の向上につなげて参ります。
結びに
今、時代が急激に移り変わる中で新しい文化が生まれ、多くのモノ、コトが変化しています。しかし、私たちを取り巻く環境が変わっていったとしても、人と人との触れ合いの中で生まれる、思いやりや優しさ、相手を慮る気持ちは変わることはありません。私自身、家族や地域の方々に育てられ、多くの人と関わりを持つことで成長してきました。秋田青年会議所の多くの先輩、現役メンバーにも同じように育てていただいたと感じています。ここで得たつながりや機会は私だけではなく、メンバー一人ひとりの財産になっていると思います。
秋田青年会議所は、多くの先輩方から脈々と受け継がれてきた地域にとっての希望の灯です。その灯を我々一人ひとりが絶やすことなく未来へ引き継ぎ、明るい豊かな社会の実現に向けてさらに今一歩、踏み出していきましょう。共に感謝と敬愛の心、誇りを持ち、今後のあきたの未来を創造すべく、青年としての気概と勇気をもって歩みを進めて参ります。