進藤史明理事長
03理事長メッセージ:アーカイブ一覧
理事長所信
所信
進藤 史明
はじめに
未曾有の大震災により壊滅的被害に見舞われた東日本。我々の暮らすあきたは被害が少なかったとはいえ、その影響は未だ色濃く残っております。隣県の被害を考えると復旧・復興には相当な時間と労力と資金が必要であり、継続的な支援活動が必要であることは誰の眼から見ても明白です。
その現状を打破するために何をすべきかを考えている我々が置かれている状況は、戦後の壊滅的状況を打破するために立ち上がった青年たちと60年の時を経て同じではないでしょうか。まちを元気にしたいという同じ想いを持って行動する同志を募り、青年会議所を設立し、前向きに活動し、運動へと昇華させ、奇跡的速度での復興を強力に後押ししました。それが日本における青年会議所運動の始まりでありました。
青年会議所だから出来ること、青年会議所にしかできないことがあります。一人の力では実現不可能な事も英知と勇気と情熱を結集させることによって実現可能となります。今一度創始の精神に立ち返り、我々だから出来ることを失敗や批判を恐れず、自信を持って行動することが必要であります。今何をすべきか。それは、明日への希望を創出することであります。その為の一歩を踏み出し、多くの人を巻き込み、地域の力を結集し、大きな運動へと昇華させ、元気なまちあきたを創造してまいりましょう。
地域力による希望に満ち溢れたあきたの創造
自分達の暮らしている地域を形成しているのは、そこに暮らしている自分達であり、他の誰に頼るものでもありません。地域に暮らす一人ひとりがしっかりと自分の役割を自覚し、それぞれ自分に出来ることをすることが地域の力であると考えます。一人ひとりが当事者意識を持ち、積極的に地域の課題に挑戦し、次世代を意識した運動を展開することが重要ではないでしょうか。
そして、我々の暮らすあきたには、郷土愛、人と人の絆、脈々と受け継がれてきた伝統や文化など、貴重な「たから」が数多くあります。ないものを嘆くよりも、あるものをどう活かすかを考えることが必要です。
先行きの見えない今だからこそ、あきたはどのようなまちを目指すべきか検討し、地域の力を結集し、未来に向け、「希望に満ち溢れたあきた」創造のための礎を築いてまいります。
地域企業の活性化が元気なあきたを創造する
大震災後、地域企業にとっては厳しく、先行きの見えない不安定な経済状況が続いていますが、現状を打破するためには、誰かがそのうち何かを変えてくれるだろうという期待は捨て、自ら率先して出来ることを出来るところから始める必要があると考えます。
企業は公器と言われるように利益の追及だけではなく、地域社会に貢献するという社会的責任を持ち合わせています。単独企業での活動では限界がありますが、協力する事によって解決できることがあります。地域企業が、経済面から地域の活性化を促進し、元気で賑わいのあるあきたの創造を目指します。
強く積極的な人財の育成
先行きの見えない状況である今、不安が全くないという人はいないのではないでしょうか。人は不安ということに対して抵抗力が弱く、孤独感や行き場のない焦燥感が他者や自分を傷つけてしまうことも少なくありません。不安を抱えながらも、強く生きる力が求められています。
様々な不安を払拭するためには、希望や前向きな考え方、頼れる人、つまり「心の拠り所」が必要であります。地域社会での多世代交流や伝統・文化に触れることにより、互いの絆を深め、生まれ育った故郷を愛し、「次世代のまちづくりの担い手」として積極的に行動できる人財育成運動を推進し、地域の方々の強く生きる力の増進とまちづくりへの参画意識の向上を目指します。
創立60周年を迎えるにあたり
社団法人秋田青年会議所は本年創立60周年を迎えます。これまで数々の運動を展開し、あきたのまちづくりに貢献してきた60年の軌跡を振り返り、支えていただいた関係各位、先輩諸兄に感謝し、脈々と受け継がれてきた伝統を守りながら、これからの運動指針を地域の方々へ発信してまいります。
そして、より地域から求められる団体となるべく、積極的な広報活動で事業効果を高め、よりまちづくりに直結する事業を展開することのできる組織へと変革を進めてまいります。更に事業推進の原動力となる、共に活動してくれる同志を募るべく、積極的に会員拡大活動を進めてまいります。
結びに
我々の活動目的は、「明るく心豊かなまちあきた」の創造であり、奉仕・修練・友情の三信条を持って活動しております。あきたのために見返りを求めずに社会貢献すること(奉仕)によって、気付き、自己研鑽によって資質の向上(修練)に繋がり、そこで多くの仲間との出会い、親交を深めること(友情)が出来る組織であります。創始の精神に立ち返り、自分に出来ることは何かを常に考え、持ち前の行動力で前向きに「明るく心豊かなまちあきた」の創造に向けて行動してまいりましょう。我々にしか、私にしかできないことであります。
Posted by 秋田JC : 2011年12月21日



